もう2月やね。もう花粉飛んでまんねんよね。
きょうびのわい、とにかくなんだか日々体がだるくて熱っぽくてちーとばかしつらめや。
確か去年もこないな感じ!!
あまりのつらさにアチラ脱出したらすっかり治った”花粉症デビュー年”やったちうわけや。
さて今年のこれは風邪か?花粉か?・・・どっちなんだぁ!?

きょうびは「着付け」のお教室に行ったりしてまんねん。
もともと和装は好きやし、きょうびはお祝い事に出席するっちうときにはほとんど和服。
これまで舞台や時代劇で着物を着たりする機会もあったことやねんし、日舞もお茶もチョイかじり虫。
一応はオノレで着ることができるのやけどアンタ、
見よう見まねの我流ゆえ、きちんと習ったことはないので、これを機に先生に就くことにしたんや。

先生に就くといってもそないなに仰々しいものではおまへん。
大阪はあきんどの町。
船場にはたくはん着物の卸問屋はんがあるのやけどアンタ、
卸問屋の若おかみや店員はん、はたまた問屋に出入りする普通のおばちゃんたちが、
「ちーとばかし教えたろか~」ちうノリで、着付けのお教室を開いてくれたりしていまんねんわわ。

わいが行っとるトコも、なんと1レッスン90分で500円。入会金なし。押し売りなし。
びっくりするほど安いでしょー!!しかもマンツーマンレッスン!!

どう考えてもショーバイっ気はなく、電話で決めた約束の時間に「こんにちはぁ」と顔を出せば、
おねーはん先生が「とりあえずオノレの着れるとこまで着てごらん」と、
わいの持っとる着物と道具で、一番美しく簡単に、それでいてきちんと見られる着こなしをその都度教えてくれまんねん。

今日は90分間で、この間みっちり勉強した正しい補正や長襦袢の正しい着方の復習、小紋のお着物を綺麗に着つけたら、なごや帯を一人で結ぶトコまで。

先生と雑談しながらやので、着物にまつわるお話や季節のお花の話やらなんやら、勉強になる話もたくはん。

今日は「裏干支」の話が面白かったや。
干支にはそれぞれ「表干支」「裏干支」ちうのがあって、その「裏干支」をお守り代わりに大事にするのがええそうわ。
わいは「丑」やから「裏干支」は「羊」。これからはヒツジに注目しよっと。

余計なお世話やけど和装に「うさぎ柄」が多いのは、うさぎは健康を祈念する意味があるそうや。


目指すは着物に白いかっぽう着が似合う「主婦」。
着物を日常着にできるくらいに、着こなしたいものやね。がんばろ。